ソフトウェアアーキテクチャ博物館AtMuseum
用語解説


control coupling

説明

制御結合:フラグ渡しで相手の内部を制御してしまうこと。

相手の関数に引数としてフラグを渡すと、相手の関数内部での条件判断が発生してしまいます。

そのため、関数間の結合が強くなり、切り離して使うことができなくなります。

関数間は、変数渡しや構造体渡しで疎結合になります。

 

また、グローバル変数でのフラグはもっと深刻です。

共有結合と制御結合という良くない結合度の合わせ技になってしまいます。

影響が広範囲になり、かつ、内在化してしまうことになります。検索しながらコードを変更するしかありません。