ソフトウェアアーキテクチャ博物館AtMuseum
用語解説


function-oriented design

説明

ファンクション指向設計:「入力―処理ー出力」に分割し、構造化する設計

データフロー分析をして、モジュールを構造設計すること。

 

モジュール構造はSTS分割になり、

データの流れは求心・遠心になる。

 

設計図としては、ポート付き構造図(UMLのコンポジット構造図やSysMLの内部ブロック図)で表記する。

モジュールの単位は、関数/ファイル/コンポーネント(ファイル集合)までのスケーラビリティがある。

 関数単位のファンクション指向設計が、構造化設計

 ファイル単位のファンクション指向設計が、オブジェクト指向設計(クラスの責務)

 コンポーネント単位のファンクション指向設計が、アーキテクチャ設計

 

UMLのクラス図は、ソースコードに直結した詳細設計を指すことが多い。

オブジェクト指向設計はUMLクラス図の設計、ファンクション指向設計はUMLコンポジット構造図の設計、に該当する。

ファンクション指向設計の方がスケーラビリティがある。