AtScopeを使えば、設計図でのレビューが簡単にできます。
AtScopeは、設計を「箱+線+配置」の3要素で考えています。
■箱
モジュールの単位です。
フォルダ/ファイル/関数と変数という3つの粒度で図面化できます。
■線
関数呼び出しと変数アクセスを、線、として図面化します。
双方向依存は、赤線で表示し、設計改善のヒントになります。
■配置
モジュールの位置を移動することができます。
水平レイヤー化、及び、垂直パーティション化を意識して、配置することで、
設計の意図が浮き上がってくるはずです。
よくある使い方として、
コンポーネント構造図で、全体をフォルダの単位で俯瞰し、
ファイル構造図で、ファイル同士の役割分担と影響範囲を確認します。
さらに、変数がどこで使われているのかを、関数構造図[変数起点]で目視できます。
これらの図面を使うことで、効果的かつ効率的にレビューが進みます。
かつ、設計図を見ることでレビュー参加者の設計スキルも向上し、OJTとしても有効です。