ソフトウェアの設計スキル
ソフトウェアの設計スキルを4段階で整理してみました。
■設計レベル0:機能を積み上げて動くコードができる(設計していない)
⇒画面や機能ごとのスレッドで動くプログラム
画面や機能が増えても、コード断片をコピペして作ることができる。
■設計レベル1:モジュール設計できている(オブジェクト指向設計、構造化設計)
⇒モジュール(クラスや関数)の責務と、それらのコミュニケーションで動く。
モジュール構造を変更することで、機能追加や削除ができる。
■設計レベル2:アーキテクチャ設計できている(オブジェクト指向分析、構造化分析)
⇒問題ドメインを分析して、設計構造を導き出せる。
アプリ層/ミドル層/ドライバ層といった単方向依存の論理階層がある。
■設計レベル3:ドメイン分析できている(ドメイン駆動開発)
⇒対象とする問題ドメインの本質を捉えて、 戦略的なソフトウェア資産ができる。
フレームワーク化、インタフェース提供、などができる。
要求元は設計レベル3を期待しているのに、開発先では設計レベル0のエンジニアしかいない。
その結果、期待通りのプログラムができない、ということが発生していませんか?
ビースラッシュでは、
構造化モデリング[静的]セミナーを定期的にオープン開催しています。
設計レベル2及び3へのきっかけがつかめるはずです。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント